執行部指導者役員紹介
桜剣友会では執行部と指導部があり、指導を行なっています。執行部指導者役員の指示の元、指導が行われます。
桜剣友会 会長 住吉勇樹
剣道錬士七段 郵政グループ剣道部所属
剣道の指導において3つの心構えで臨んでいます。一つ目は、『剣道で教える』を実践すること。剣道が上手なだけではダメだということを前提に、剣道で教わったことを実生活に変換できるよう子供たちに伝えることを心がけています。二つ目は、『感謝』することを忘れないこと。一緒に剣道する友達をはじめ、親・兄弟・学校(施設)・剣道具・竹刀・試合相手等、剣道に携わるすべての人、道具、場所があって初めて剣道が出来るということを伝えています。三つ目は、勝敗という結果にこだわることも大事。結果を求めるプロセスも同じように大切だということを伝えています。試合がある以上、勝敗にはこだわります。負けてもよい。でも、負けるより勝った方がよい。勝つために日々の稽古に取り組めているか、より良い結果を出すために困難に立ち向かっていく強靭な気持ちを出しているか。強靭な精神を養うためには、稽古でどうすべきかを考え、全力を出し切ることが大切です。この部分子供の年齢やポジションに応じて、子供達に求めていきます。
理事 難波 将鋭
剣道六段 実業団剣道部所属
みんなで楽しく過ごせる空間を作りたいと日々考えています。
当会のよいところは、市内の様々な幼稚園、小学校、中学校から子供たちが集まっているところです。子供達が普段の自分のコミュニティから、より広いコミュニティの輪をつくれる環境にあります。剣道には『交剣知愛』という言葉があります。剣道を一緒に行うことで、相手のことを思いやり、友情の輪を広げていくという考え方です。剣道を続けていると、試合や出稽古を通じて、色んな場所にたくさんの友達が出来ます。成長するにつれ、これは大きな財産になります。子供たちには大人になったときに、剣道をやっていてよかったなと感じられるような環境をつくってあげたいと思います。
またそう感じた子供たちが、大人になっても戻ってこれるような場所づくりを地元で作り上げたいです。
指導者 橋爪 仁志
剣道六段 高体連所属
小学生の時、地元小金井の桜剣友会で剣道と出会いました。剣道を始めてから30年以上経った現在、指導者として改めて桜剣友会に携わることになりました。
剣道では、年齢や性別に関わらず、一人の人間として相手と立ち合います。子ども達には、自分自身と向き合い、自分自身の弱さをも受け入れながら、「人としての在り方」を見つめることができる素晴らしさを感じてもらいたいと思います。
技術だけでなく、剣道の理念、桜剣友会の想いを伝えていく一助となれるような関わりを心がけていきます。そしてまた、成長した子ども達が後輩を指導してくれるような、想いの継承がこの桜剣友会で綿々と続いていくことを願っています。
指導者 橘 武司
剣道四段 小金井剣道連盟所属
小学校1年生から高校2年生まで剣道を習っていました。結婚をして小金井市に引っ越し、自分の子供が桜剣友会に入るのを機に、剣道を再開しました。
子供達には、剣道を通してかっこよくなってほしいと思っています。剣道が強いから、試合で勝てるからかっこいいというのは、もちろんあります。しかし、かっこよさはそれだけはありません。礼儀正しくてかっこいい、きれいな姿勢でかっこいい、一生懸命に練習する姿がかっこいい、強敵に立ち向かっていく姿がかっこいい。そのようなことを教えていきたいと思います。